小林麻央さんの訃報...
小林麻央さんが昨夜まだ34歳という若さでお亡くなりになったとニュースをみた。
もちろん、なんの面識もありませんが、涙が出た。
2年ちょっと前に天国へ旅立った母のことを考えてしまう。
最期を脳梗塞で3か月闘病生活を送った母。
いまだに悪い夢だったかのように思う、母との別れ。
夢の中で母の姿を探して泣きながら目覚めることもある。
母にワガママばかり言ってごめんね…と泣きつく夢も見た。
そしてそんな夢を見たあとは、私はいったい何のために生きているのだろうと悩むこともあった。
いつもどこかにぽっかり穴が開いているようでしばらくはホントに寂しかった。
あの日…母が天国へ旅立った日…季節はずれの雪が降り、数日前の春の訪れを一瞬で忘れるほど、とてもとても寒い日に母は天国へ旅立った。
母の入院する病院には休みのたびに通った。
母の手を取り呼びかけると、返事をしてくれて母も力強く手を握り返してくれてたけど、母の容態が悪くなり始めてからは、ほとんど返事もなく、それが言葉の代わりに。
でもあの日は、何度叫んでもどれだけ泣いても手を握り返すことは二度となかった。
どんな時も私の絶対的な味方でいてくれた母に伝えたい言葉は、私の心に置き去られたまま。
人は言葉で伝えられる生き物なのに…強がって痛いとか寂しいとか言わなかったお母さん。
素直になれずにありがとうもゴメンねもうまく言えなかった私。
小林麻央さんもきっと強い母だったことでしょう。
私は、いい大人になってから母を亡くした。
けど未だに思い出して涙してしまうのに…4歳、5歳の子供達がこの哀しみを背負うなんてツラすぎる。
でも、必ず母の愛を感じながら生きていけると信じよう。
なんだか、うまく伝えられませんが...
心よりご冥福をお祈りいたします。